普段から実践!カビの予防方法

湿気の多い日本では、カビが悩みの種。。。

日本は湿気の多い国ですので、特に梅雨の時期になるとジメジメ・ムシムシしちゃいますね。

梅雨時期になると、気になるのが家の中に発生する「カビ」
見つけてしまってからではもう遅い、ということにもなりかねませんので、普段から出来る「カビ予防」方法についてお話したいと思います。

<キッチンまわりのカビ予防>

キッチンは、温度が高くなりやすくカビのエサとなる食材などが非常に多い場所です。

常に水気を取り清潔にしておくことが重要ですので、料理後に水拭きと乾拭きするだけでもカビの発生をある程度は抑えることができます。

シンクの排水口も定期的に清掃することで、黒カビなどの発生も抑えられます。

<バスルーム(お風呂)のカビ予防>

バスルームも温度が高くなりやすく、湿度も高いのでカビが良く発生する場所ですね。
バスルームのカビ予防で主な方法は4つあります。

①バスルームの換気

窓があるなら窓を開けておくことで換気できます。窓がない場合は最低でも2時間ほど換気扇をまわしましょう。

浴室のドアを開けっぱなしにすると、洗面室や室内に湿気がたまる可能性もあるため、換気が終わるまでドアは閉めておく方が無難です。

②熱めのお湯を90秒以上かける

カビも生物の一つですので高温に弱い特徴があり、50℃以上の熱でタンパク質が変質して死滅します。

そして、まだ表面(見えるところ)まで繁殖していないカビにも効果があります。ただし、火傷する恐れがあるため十分注意してください。

③水気を取る

最後に使った方が、水気を取るだけでもカビの発生を抑える効果があります。タオルなどの布や水切り用ワイパーでしっかり水気を取りましょう。

④バスルームの天井掃除

換気扇や湯気で巻き上げられたホコリ、湿気によってまだ表面に出ていないカビが発生している可能性もある場所です。

壁や床を掃除しても、天井からカビ菌が落ちてくることで再発生することが考えられます。
アルコール除菌シートとペーパーモップで消毒するとカビを抑えることが可能です。

<クローゼット(押入れ)のカビ予防>

クローゼット(押入れ)は、ホコリがたまりやすく湿度も高いためカビが良く発生する場所です。

クローゼット(押入れ)のカビ予防で主な方法は3つです。

①扉を開けて換気する

狭いクローゼット内は湿気がたまりやすいので、扉を開けておくだけでも効果があります。

さらに、扇風機やサーキュレーターを使うことでより高い効果が見込めます。

②着た後の洋服などはしっかり乾燥させてからクローゼットに収納する

1度着た洋服などは、ホコリが付いていたり汗などの湿気を含んでいたりします。

しっかり乾燥させてからホコリを払い収納しましょう。

クリーニングに、出した洋服などもビニールを外してから収納することでカビの発生を抑えることが可能です。

③スペースを開けて収納する

ぎっしりと収納していると空気の循環が悪くなりますので、スペースを開けて余裕を持たせることでカビの発生を抑えられます。

もう使わない服などは、リユース品として譲渡、販売するか処分しましょう。

【補足】除湿剤や防カビ剤など

カビは、湿度が60%以下で繁殖力が落ちると言われていますので、市販の除湿剤と防カビ剤を使う方法や除湿と消臭効果のある重曹や炭を使う方法があります。
重曹に、アロマオイルを数滴垂らすことでアロマ効果も狙えますので自作するのもオススメです。
炭の場合はバーベキュー用などの燃料系よりも竹炭がオススメです。

他の場所にもカビは発生しますが、上記の場所が特に頻繁に発生しますので注意しましょう。