夏までにやっておきましょう!エアコンのお手入れ方法

エアコンを長持ちさせてクリーンに使いましょう!

まずエアコンの一般的な寿命は、平均13~15年程度といわれています。

エアコンの利きが悪いなぁ…と思ったら、そろそろ買い替え時かもしれません。

とはいえ、エアコンもなかなか高価なお買い物になりますので、簡単には買い替えられませんよね。

少しでも長く使うためには日ごろのお手入れが大切です。

今日は、エアコンのお手入れについて解説したいと思います。

そもそもエアコンの故障の原因とは?

故障原因についてはいくつかの理由があります。

①冷媒ガスの不足

これは放出される空気を冷やしたり温めたりしてくれるもので、配管などに亀裂があるとこのようなトラブルになります。

自分で確認するのは難しいため、業者に調査してもらう必要があるでしょう。

②ほこりや汚れが原因の場合

内部のフィルターにほこりが詰まってしまうと、送風口がふさがれて送風できなくなることがあります。

また、フィルターの奥にある「フィン」と呼ばれる部分にほこりが詰まってしまった場合も、送風ができなくなります。

汚れやほこりが原因の場合、性能が落ちて効きが悪くなるのに加えて、電気代も余計にかかってしまいますね。

そうなる前に定期的に掃除するのがおすすめです。

汚れを長期間放置し続けてしまうと、交換が必要になる場合もありますよ。

自分でできるこまめな掃除によって故障の可能性を減らし、寿命を延ばすことができるかもしれません。

③室外機に問題がある場合

室外機の周辺に障害物があったり、ゴミやほこりがたまったりすると、不調にもつながります。

直射日光が当たっている場合にも、支障がでることもあるので確認してみましょう。

<エアコンの寿命を縮めない使い方>

それでは寿命を縮めないためにはどうしたらよいのでしょうか?

それはお手入れをこまめにするなどお手入れをおこない、汚れたままにしないことが大切。

湿気の多さもカビの原因になるので、こまめな換気も大切ですね。

お部屋をできるだけ清潔な環境に保つことも、長く経済的に使うためには大切になってきます。

エアコンのお手入れ方法

エアコンの性能を保つためのお手入れ方法についてご紹介していきましょう。

エアコンからのニオイや汚れが気になる場合には、とくにお手入れが必要です。

付きやすい汚れはホコリや花粉、タバコのヤニなどといわれています。

とくにエアコンフィルターにはこれらの汚れがたまりやすいようです。

性能を落としてしまうのに加えて、その汚れが風とともに部屋に流れてしまうので、身体にもよくありません。

またカビも発生しやすいので注意しましょう。

自分でお手入れするのにまず必要な道具は、掃除機と使い終わった歯ブラシなどです。

まず電源を抜いて、カバーを外し、フィルターを引き出します。

取り出したフィルターの表と裏に掃除機をかけてホコリを吸い出しましょう。

その後、お風呂場でシャワーを使って水で汚れを流します。

細かい汚れはこの時に歯ブラシで優しくこすって、落とすようにしましょう。

その後水気をとって、陰干しで乾燥させます。

次に本体は、こちらでは割りばしとキッチンペーパー、輪ゴムを使ってお手入れしていきます。

まず割りばしの先にキッチンペーパーを巻き付け、輪ゴムで止めた棒を濡らします。

水分を硬く絞ってから、本体の吹き出し口や枠の汚れをお手入れしていきましょう。

本体の外側は、雑巾などを使用して拭くようにします。

あまり力をいれすぎたり、細かいところまで無理に掃除しようとしたりすると、機械を破損させる危険がありますので、見える範囲で優しいお手入れを心がけてください。

その後フィンの部分の表面に掃除機をかけ、取れるホコリを吸い出します。

こちらも壊れやすいので、無理な力をかけないように気を付けましょう。

しっかり乾いたフィルターを元に戻して蓋をしめ、電源を指しなおせばお手入れが完了です。

フィルターのお手入れは、使用頻度の高い夏場と冬場には2週間に1回程度おこなうのがおすすめです。

使用が少ない時期でも、1か月に1回程度おこなうと清潔に保てますよ。

<クリーニングを業者に頼む方法もある>

エアコンクリーニングを専門業者に依頼して、お手入れしてもらう方法もおすすめです。

業者に頼むと、自分の手では届かない内部や細かい部品まで、丁寧に洗浄してもらえます。

クリーニングをしてもらうと効率もよくなりますし、節約効果も上がりますよ。

またカビの除去もしてもらえるので、汚れが原因の体調不良や故障も防げます。

自分でお掃除する手間などを考慮しても、メリットは大きいでしょう。

自分でこまめなお手入れをしている場合も、年に1回程度内部の洗浄をしてもらうのがおすすめです。