直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税とは?

住宅を購入する時の贈与税の非課税枠

住宅購入の際に、ご両親、おじい様おばあ様から資金の援助を受ける時の税金の扱いです。

お金をもらったりした場合、そのお金に対して税金がかかります。

これを「贈与税」と言います。

贈与税はいくらかかるの?

一般的な贈与税は、下記の表のような税率で徴収されます。

ただし、基礎控除として、年間110万円までは非課税となります。

<一般的な贈与税>

住宅を購入する時の贈与税には特例があります

住宅を購入する際にご両親などから資金をご援助して頂く場合は、贈与税額に特例があります。

どんな特例かというと、基礎控除110万円とは別に、非課税(税金がかからない)額がプラスで認められるというものです。

それが「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税枠」というものになります。

直系尊属とは?

精選版 国語大辞典から引用します。

〘名〙 直系の関係にある尊属。自分から見て父母・祖父母など。

つまり、自分のご両親と祖父母が直系尊属にあたります。

非課税枠はどれくらいあるの?

直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税枠は、下記の表のような枠があります。

住宅の性能や、購入時期によって違いがありますので注意して下さい。

上記の表に基礎控除110万円を加えた額が合計の非課税枠となります。

ご援助の時期に注意

ご援助して頂く時期に応じて額が違いますので、よくご確認の上、贈与のタイミングを決めてください。

ご不明な点は、担当までお尋ねください!